DTK43自主企画「京都女子大学図書館見学会」 に行ってきました。

京都女子大学図書館見学してきました。

いろいろ自主企画がありましたが、普段自分だけでは行けない女子大学を選択しました。
女子大の見学は初めてです。


京都女子大学の桂まに子先生のご案内で、本館・雑誌室・分館と見せていた
だきました。


京女☆図書館司書課程



本館は入口が5階というのが何とも珍しい。
入口では桂先生のレファレンスサービス演習で取り組まれた、学生さんによる「レファレンスPOP」の掲示があります。学生さんによる図書紹介は見かけますが、こちらはレファレンスブックに限定したものです。

今の掲示されているものは3回目のもの。目録カードを再利用しているのが雰囲気だしてます。タイトル、出版者、出版年を明記する以外は学生の自由に任せてるとのこと。


また一緒に案内してくださったのが、図書課長さんと図書活学生スタッフの方。

『図書活(としょかつ)』とは「図書館学生サポートボランティア」のことで、図書館における学生の皆さんの活動と、図書館と図書館資料の積極的な活用と、様々な場面での活躍をイメージして、「図書館『図書活』学生スタッフ」と名付けたそうです。

藤花通信:活気あふれる図書館へ



今年度に募集がされて、5月に登録説明会が数度開催され、6月から活動されているそうです。
49名!の学生さんが登録され、その7〜8割が司書過程を受講している学生さん。学部ごとに色違いの名札を付けています。人数が多いので班ごとに活動されています。学生さん自ら作った班は総務・企画・備品・情報の4班。班長は二週に一度くらい、全体では月に一度会議を開いています。スケジュールも自分たちで管理されているそうで、事務室にはホワイトボードがありました。活動はデスク(本館と分館にデスクあり。2名)で質問を受けたり、書架整理したり、「図書活TIMES」(7月発行の創刊号はOPAC虎の巻)を発行したりといろいろされてます。後期には選書ツアーも開催する予定とのこと。

参考にされた大学は?の質問に、東京女子大学さんのマイライフマイライブラリーを挙げてらっしゃいました。


課長さんは学生課にかなり長くいらしたので、学生の力を使うということを強調されていて、ボランティアによる活動の魅力を語ってくれてました。
確かに49名というのはすごいです。もともとのきっかけが「図書館の利用についてのアンケート」で「何らかの形で図書館と関わりたい」という希望が多かったからというのもあったからでしょう。

「不便を逆手に利用者とコミュニケーションを」と仰っていて、5階まで来てくれた利用者を大事にしたいという姿勢が伝わります。

5年後にはキャンパスの中央に新しい図書館ができるそうですが、不便を嘆いているだけでないこの姿勢は見習わないと!



ちょうど見学の日はオープンキャンパスもされていて、いろんなイベントがされていました。
浴衣を着た在校生がオープンキャンパスの受付で出迎えてくださった時はときめいてしまいました。このオープンキャンパスも学生主体によるものだそうで、学風が図書活と合っているのかもしれません。
(スタンプラリーでスタンプを集めるとソーイングセットがもらえるのも女子大ですね)



1ヶ月たちそうになってようやく書きました。
危ない危ない…
全国大会のほかの感想も書かないと!ぜひKの参加した分科会も教えてね〜


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